トリキュラーを飲めない人、いっしょに飲んではいけない薬について解説!

持病のある人や喫煙者、妊婦はトリキュラーを使えない!

高い避妊効果を持ち、正常な生理サイクルを促すなど、女性特有のお悩みに寄り添ってくれるトリキュラーですが、人によっては使えない場合があるので、注意が必要です。

基本的に、持病のある人や妊婦、喫煙者は、トリキュラーを使うことはできません。

妊婦がトリキュラーを使えないのは、赤ちゃんへどんな影響があるか、安全性が証明されていないためです。

トリキュラーを服用したからといって、奇形児が生まれたり、先天性の病気を持つ子供が生まれたりした例があるわけではありません。しかし、低用量ピルも薬には変わりがありません。ピルに限ったことではありませんが、基本的に妊娠をしたら妊婦は極力、薬を飲まないようにしましょう。

特に、妊娠中期から後期は、医薬品が胎児や母体に影響を及ぼすリスクは高くなります。妊娠がわかったら、すぐにトリキュラーを飲むのはやめましょう。

また、授乳婦も、トリキュラーの使用は控えましょう。トリキュラーの成分が母乳を通じて赤ちゃんの身体に移行した場合も、安全性は証明されていません。

持病の治療のために薬を飲んでいる人も、トリキュラーの使用は控えましょう。普段飲んでいる薬とトリキュラーを一緒に飲むことで、症状が悪化することがあります。

40歳以降になると、加齢に比例して血栓症のリスクが上がります。40代以降のトリキュラーの服用には注意が必要です。

喫煙の習慣がある人も、トリキュラーは使用できません。トリキュラーを使うと、まれに血栓症が起こることがあります。血栓症とは、血の塊が血管に生じることで、血液が詰まりやすくなる病気です。

1日に15本以上のタバコを吸う人は、動脈硬化が進行している可能性があります。

動脈硬化によって血流が悪くなっていると、血栓症が重症化しやすく可能性があります。ひどい場合は、脳卒中や心筋梗塞を起こしかねません。

脳卒中や心筋梗塞は、日本において三大死因に入るような病気です。

トリキュラーを使う際は、禁煙することが大切です。

飲み合わせによっては効果に悪影響が出るので注意!

安全な服用ができるとされているトリキュラーですが、飲み合わせによっては効果に悪影響が出るので、注意が必要です。

抗生物質と一緒に飲んでしまうと、トリキュラーの効果が低下してしまうことがあります。

一方、ロキソニンをはじめとした鎮痛剤は、併用しても問題ありません。トリキュラーの副作用で、辛い頭痛が起こった場合、鎮痛剤で対処できます。

サプリメントとの併用にも注意が必要です。サプリメントは健康食品に分類されており、基本的には医薬品のような副作用はありません。

しかし、サプリメントの中には、トリキュラーと併用することで、身体に思わぬ悪影響を及ぼすことがあります。

美肌や風邪予防のために、ビタミンCを摂取したい女性は多いでしょう。ビタミン剤に関しては、トリキュラーと併用しても問題はありません。

トリキュラーと併用注意のサプリメントが、「セントジョーンズワート」です。セントジョーンズワートは、セイヨウオトギリソウから作られたサプリメントです。これをトリキュラーと一緒に飲むと、トリキュラーの避妊効果が低下してしまいます。

また、セントジョーンズワート以外にも、セイヨウオトギリソウの成分が含まれている商品があるので、注意が必要です。

ドラッグストアなどで販売されているダイエット茶には、セイヨウオトギリソウが含まれている商品もあります。普段から健康のためにダイエット茶を飲んでいる人は成分表示をよく確認しましょう。

バストアップのためにサプリメントを飲んでいる人もいるでしょう。バストアップ効果をもたらす健康食品にも注意が必要です。

バストアップ用の健康食品には、有効成分として「プエラリア」や「チェストベリー」が含まれていることがあります。こうした成分は、低用量ピルと共に飲むべきではありません。

これらのサプリメントを飲むと、女性ホルモン「エストロゲン」が増加します。一方、トリキュラーにもエストロゲンが含まれています。

これらのサプリメントとトリキュラーを併用すると、エストロゲンが増え過ぎ、ホルモンバランスが乱れてしまうのです。

トリキュラーを使うときに覚えておくべき注意事項

トリキュラーを使うときに覚えておくべき注意事項が、いくつか存在します。注意事項をあらかじめ把握しておけば、より安全にトリキュラーを使うことができます。

女性ホルモンを摂取することで、身体を妊娠をしているときと同じ状態にするのが、トリキュラーの効果です。

トリキュラーを毎日飲んでいるからといって、順調に来ていた生理が止まるわけではありません。低用量ピルを飲んでいても、生理は毎月起こります。

トリキュラーを飲んでいるときも、いつもどおり消退出血が起こります。子宮内膜が剥がれ落ちることにより生じる、自然の出血なので、普段と同じように対処しましょう。

トリキュラーには、血栓症を引き起こすリスクがあることも覚えておきましょう。血栓症とは、血管に血液の塊が生じてしまう病気です。場合によっては、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす可能性もあります。

初期段階として血栓症になった場合、まず感じるのは足のむくみです。手足にしびれが出ることもあります。こうした症状があらわれたら、血栓症を疑いましょう。

下剤を飲んでいると、ピルの成分が身体に吸収されず、排出されやすくなるので注意が必要です。下痢になったときも、成分が十分に吸収をされない恐れがあります。このような場合は、コンドームなど他の避妊方法を併用しましょう。

女性の身体は非常にデリケートです。低用量ピルを病院で処方してもらう場合、血液検査や血圧測定などを受けるがありますが、これは、安全な服用のために大切なことなのです。

一度検査を受けた場合、それ以降は薬をもらうためだけに病院にいくことになるでしょう。一方、病院やクリニックによっては、定期的な検査を行うこともあります。

トリキュラーは安全性の高い医薬品です。しかし、どんな薬にも何かしらの副作用はあります。毎日欠かさずに飲み続けるものだからこそ、健康を第一に考えての服用が大切です。

医療機関側も、患者さんの健康を最も重視したうえで低用量ピルの処方を行っています。トリキュラーを使用していて体調を崩したり、心配ごとがあったりするときは、医師に相談しましょう。