ニキビができたり体重が増えるって本当?トリキュラーの副作用を知ろう!

主な副作用は不正出血や吐き気!胸が張ることも

2種類の女性ホルモンで構成されるトリキュラーは、経口避妊ピルとして知られています。

体内のホルモンバランスを変化させる薬なので、様々な症状が副作用として現れることがあります。

主な副作用は不正出血を始め、吐き気や胸の張りが挙げられます。他にも、おりものの増加や頭痛が起こることもあります。頻度は高くありませんが、様々な症状が起こる可能性があるのです。

一方、これらの症状は、妊娠中に起こるものでもあります。

トリキュラーの副作用は、ホルモンバランスが変化した結果、生じるものです。自然な現象なので、過度に心配する必要はありません。トリキュラーを使えばこうした症状が出る、ということは覚えておきましょう。

トリキュラーで確認されている症状のうち、最も頻度の高い副作用は吐き気です。また、胸の張りや頭痛、腹痛も起こりやすい症状です。

頻度は、吐き気が約30%、胸の張りは20%弱、頭痛は15%、嘔吐は約10%となっています。体重増加やむくみ、ニキビや倦怠感、イライラ感も副作用に含まれますが、いずれも頻度的には1%台に留まります。

3割台の吐き気や2割弱の胸の張りは、比較的よくみられます。その他の症状は、割合的には低いので、副作用といってもあまり気にする必要はないでしょう。

飲み始めの時期は、副作用が起こりやすいです。一方、トリキュラーを飲み続けているうちに、副作用全体の発現率が低下していきます。初期症状を乗り越えることができれば、後は安心して継続することが可能です。

何かと副作用が多いと思われる薬ですが、主な副作用は吐き気と胸の張り、そして頭痛と体重増加やニキビです。

不正出血は、生理周期以外で起こる出血のことで、子宮内膜がうまく排出されなかった場合に起こります。

トリキュラーを使う場合、服用の開始後と子宮内膜が排出されるタイミングに、まれに発生することが確認されています。

まれに血栓症が起こるので要注意

トリキュラーの副作用として、まれに血栓症が起こるので要注意です。

血栓症とは、血管内に血の塊が生じ、血管を塞いでしまうことです。

血管に傷害が起こった場合、出血を止めるため、血小板が血を固めます。一方、傷害がなくても、特定の条件で発生することがあります。

特定の条件の1つが、トリキュラーの服用です。頻度はごくまれですが、トリキュラーを使う際は、こうしたリスクがあることを覚えておきましょう。

トリキュラーに限らず、低用量ピル全般に血栓症のリスクがあります。

発症率や頻度は1万人に9人という割合なので、発症することはまれです。しかし、頻度は低いとはいえ、絶対に起こらないわけではありません。過去に低用量ピルの服用で死亡した例が数件あります。

血栓症を発症するリスクは、その人の健康状態によって異なります。

思い当たることがあるなら服用を控えたり、医師に相談して判断を仰ぐことが大切です。

代表的なリスクは喫煙です。1日に15本以上のタバコを吸っている人は、血管が詰まりやすくなることが分かっています。添付文書には、服用中は喫煙を控えるようにという注意書きがあります。

トリキュラーの服用を始めて脚に痛みを感じたり、むくみや息切れが起こったりした場合は、血栓症の可能性があります。胸や頭の痛みや、ものが見えにくくなるといった症状が起こることもあります。
頭痛は激しく、脱力感や痺れを伴ったり、ろれつが回らなくなったりするケースもあります。

このような症状が起こったら、すぐに使用をやめて、医師の診察を受けましょう。

普段と明らかに様子がおかしい場合は、症状が進行している危険性があります。

血栓症を早期に発見できれば、十分に回復の余地があります。すぐにトリキュラーの服用を止めて、医療機関を受診しましょう。

40歳以上で、BMIが25を超える肥満体型の人も、血栓症が起こりやすいです。家族の中に、血栓症になった人がいる場合も、注意が必要です。

トリキュラーは、医師に相談したうえで使いましょう。

美容にまつわる副作用

トリキュラーは避妊に有効な薬です。一方、副作用として、美容に関わる症状が出ることもあります。

美容に関する副作用は、目に見えるので気になりやすいでしょう。

原因はホルモンバランスの変化で、肌荒れやニキビ、体毛の増加といった症状が確認されています。

ニキビの発症頻度は約1.5%です。トリキュラーを使う人は、ニキビよりも肌荒れを感じる人のほうが多いです。

体重の増加、いわゆる太る副作用は、ニキビよりも頻度が高く、2%弱の人に起こります。

太るといっても程度は人によります。トリキュラーを飲んだだけで、大幅に体重が増加するわけではありません。

体重増加は、体内のホルモン量が変化した影響で起こります。元々太りにくい人はそれほど気にしなくてもよいでしょう。逆に、太りやすい体質で、食べ過ぎが体型に直結するような人は体重増加が起こりやすくなります。

夜更かしやストレス、偏った食事などで、もともと肌の状態がよくない場合は、肌荒れが目に見えて起こりやすいです。生活習慣の見直しである程度はカバーできるでしょう。

ニキビも、もともとできやすい人は症状が目立つでしょう。

こうした症状は、確率的にはとても低いため、過度に心配する必要はありません。

トリキュラーを飲んでいると、男性ホルモンに近い働きをする「黄体ホルモン」の作用が強くなります。その結果、皮脂腺が刺激されて皮脂の分泌量が増えたり、体毛の増加が生じたりすることがあります。

こうし美容にまつわる副作用は、主に飲み始めのタイミングで起こりやすいです。服用中も低確率で生じます。

服用を中止したりやめたとき特有の副作用も存在します。

服用中止時に発生する代表的な副作用は脱毛です。短期間の内に、たくさんの体毛が抜けてしまうのが特徴です。脱毛が起こるのは、副作用で増えていた毛が、薬の影響がなくなったことで一気に抜けるためです。

複数の症状が起こったり、症状が重かったりする場合は、薬が体に合っていないかもしれません。そんなときは、医師に相談し、他の低用量ピルを処方してもらいましょう。