色の違いには意味がある!トリキュラーの錠剤を詳しく解説

錠剤の色が3種類!どう違うの?

トリキュラーの特徴は、錠剤が3種類入っていることです。1シートにつき、色のちがう3種類の錠剤がセットになっています。

また、トリキュラーには1シートにつき21錠入ったものと、28錠入ったものの2種類があります。

21錠タイプの最初の6錠は赤褐色です。7錠目から11錠目は白、12錠目から21錠目は黄色です。28錠タイプでは、白くて大きい錠剤がさらに7錠追加されています。

薬の色が3色になっているのにはちゃんと理由があります。トリキュラーの錠剤は、色ごとに、含まれているホルモンの量が違うのです。

女性は1か月に1回生理が起こります。また、生理時と、月経がはじまる前や排卵期、月経が終わった後では、体内のホルモン量が変化します。

トリキュラーの錠剤は、赤褐色、白、黄色の順に、ホルモン量が多くなっています。ホルモン量の少ない錠剤から順番に飲んでいくことで、体内のホルモンバランスが崩れるのを防ぐことができるのです。

少しずつ摂取するホルモン量を増やして行くことで、身体の負担を少なくしています。これによって、乳房の張りやだるさ、吐き気などの副作用が軽減されます。

トリキュラーの錠剤の色が数種類あるのは、飲み間違いを防ぐための配慮です。

28錠タイプが、21錠タイプよりも錠剤の数が多いのにも、理由があります。

トリキュラー28錠タイプの、最後の7錠には、ホルモンが含まれていません。このような、有効成分が含まれていない薬のことを偽薬(プラセボ薬)といいます。

21錠タイプの場合、21錠全て飲みきったあと、7日間の休薬期間があります。そして、7日間薬を飲むのを休んでから、2枚目のシートを使います。このとき、新しいシートを飲み忘れてしまうと、トリキュラーの効果がなくなってしまうのです。

偽薬は、飲み忘れを防ぐために付属しています。休薬期間中も薬を飲む週間を続けることで、次のシートを飲み忘れてしまうリスクをへらす役目があるのです。

薬の色が違うとびっくりするかもしれませんが、安心して服用してください。

錠剤ごとに含まれているホルモン量が違う!

トリキュラーは、ホルモン量が3段階で増えていきます。このようなピルは3相性ピルと呼ばれます。摂取するホルモンを少しづつ増やしていくため、副作用のリスクが軽減されているのが特長です。

トリキュラーの最初の7錠は赤い色をしています。この錠剤には、1錠あたり黄体ホルモンが0.05㎎、卵胞ホルモンが0.03㎎含まれています。身体に負担をかけないよう、最初の7錠はホルモン量が控えめです。

8錠目から11錠目の白い錠剤には、黄体ホルモンが0.075㎎、卵胞ホルモンが0.04㎎含有されています。赤い色の錠剤よりも、ほんの少しだけホルモンの量が多くなっています。

12錠目から21番錠目の黃色い錠剤に含まれているホルモン量は、黃体ホルモンが0.125㎎、卵胞ホルモンが0.03mgです。

飲み始めに、吐き気や乳房の張りや体のだるさや頭痛などを訴える人もまれにいます。多くの場合、症状は軽度で、2週間から3週間で徐々に軽減していきます。

28錠タイプの場合は、21錠タイプよりも錠剤が7錠多く入っています。黄色い錠剤を飲み終えたあとに飲みます。最後の7錠には、ホルモンは全く含まれていません。このような、有効成分が含まれていない薬を、偽薬と呼びます。

偽薬に対して、有効成分が含まれている薬は、実薬と呼ばれます。

偽薬は、薬の飲み忘れを防ぐために用意されています。偽薬は、薬を飲まない休薬期間中に使います。薬を飲む習慣を続けることで、次のシートの飲み始めをわすれないようにするのが目的です。

トリキュラー21錠タイプには3種類、28錠タイプは、偽薬を含めて4種類の錠剤が、1シートに含まれています。

他の薬は、どの錠剤から飲んでも問題がありません。この点が、トリキュラーの特徴的な点です。

自然なホルモンバランスを維持するために、錠剤は必ず順番どおりに飲むことが大切です。

最初の週は赤、次の週は白、3週目は黄色と、飲む錠剤の色が変わります。チューリップの歌のように「赤白黄色」と覚えておくとよいかもしれません。

トリキュラーは順番に飲んで少しづつホルモンを摂取するピル


トリキュラーは、シートに書いてある番号順に飲むことが重要です。必ず、番号の順番を守って飲みましょう。

錠剤に含まれているホルモン量は、1週目、2週目、3週目と、段階を踏んで増えていきます。全ての錠剤を飲みきったら、4週目は休薬期間に入ります。28錠タイプの場合、休薬期間中に偽薬を7錠飲みます。

3段階でホルモン量を徐々に増やしているので、必ず順番を守って飲みましょう。

同じ色の錠剤を、順番を間違えて飲んでしまった場合は、問題ありません。
例えば、3番目の赤い錠剤を飲むはずが、間違って4番目や5番目を飲んでしまっても、中身は同じなので問題ありません。白い錠剤の8番目と9番目を間違えても、効果に支障が出ることはありません。

しかし、間違って違う色の錠剤を飲んでしまった場合、副作用のリスクが高まるので注意しましょう。

ホルモンを摂取していることには変わりないので、間違えて他の色の錠剤を飲んだとしても、避妊効果が下がることはありません。ただし、本来の量と違う量のホルモンを摂取することで、ホルモンバランスが乱れ、副作用が起こりやすくなります。

他の薬の場合、薬のシートをはさみで切って、1錠ずつピルケースに入れることがありますが、トリキュラーの場合はあまりお勧めできません。

切り離してしまうと、飲み忘れてしまう可能性が高まります。1枚のシートのままで保管するのがおすすめです。

21錠タイプの場合は、1枚を全部飲み終わった後は、7日間の休薬期間があります。全部飲み終わった7日後に、2枚目のシートを1番から順番に飲んでいくことになります。

あたらしいシートに移るのをうっかり忘れてしまわないよう、注意しましょう。

月曜スタートや月初めスタートだと、忘れにくいでしょう。12時間以内のズレはセーフなので、気が付いた時にすぐに服用しましょう。

多くの薬は、食後や食前に飲むようになっています。しかしトリキュラーは、いつ飲んでも大丈夫です。自分の生活スタイルに合わせて、あまりバタバタしない時間帯に飲むのがベターです。寝る前や夕食後、お風呂上りなどがよいでしょう。

きちんと服用していれば、避妊率は99%以上です。必ず順番を守って服用しましょう。